足の固定(ピンを使う)(撮影台・人形・小道具)
虫ピンを使って人形の足を固定する場合の、人形の足の構造と地面の作り方について紹介します。
足の構造
人形の足に厚さ1~2mmほどの鉛板を入れます。つま先を曲げたり足の形も比較的自由に動かすことができます。
足の肉付けには、靴の形に削ったコルクに布や革を接着したものを鉛板の上につけることで虫ピンを刺しやすい足が出来ます。
最初は虫ピンを刺すときにピンが曲がったり、力を入れた時に周りにある小道具に手が当たって動かしてしまうなど、うまくいかないかもしれませんが、何度か練習すれば出来るようになると思います。
プラスチックなどの硬い素材で作るときは、ピンバイスで直径0.8mmの穴を開けておきます。
虫ピンを刺すときは、地面に対して垂直に刺さないで斜めに刺します。足の甲とかかとの2か所にそれぞれピンを刺すとさらにしっかり固定できます。人形の重量がある場合は、さらに本数を増やします。
地面の作り方
地面には厚さ10mm程度のコルク板を使います。コルク板だけだと反ってしまうなど不安定なので、パネルを作ってGボンドなどで接着して使います。詳しい作り方は美術・小道具の床・地面を参考にしてください。