グリーンマン その1
糸ヒューズを使ったワイヤーアーマチュアと木製のコアで骨組みを作り、フェルトで外側を作った人形です。
動画とアニメ例
作り方(骨組みとコア)
顔のコアの中心部には厚さ10mmのコアを使います。後頭部には軽量化のためバルサ材を使い、前面には目と口のパーツを止めやすい様にコルクを使います。
顔のパーツを切り出します。
首の糸ヒューズを差せるように直径2.1mmの穴を深めに開け、さらに肉付けした首が入る様に直径6mmの穴を深さ5mmほど開けておきます。
木工用ボンドで接着し、ボンドが乾くまで万力などでしっかりと止めます。
顔の形をデザイン画を見ながら鉛筆で書き込みます。
ヤスリで削って形を整えます。
目と口の場所に鉛筆で印をつけておきます。
胴と腰のコアの中心部には厚さ10mmの木材を使います。設計図から出した寸法を木材に書き込みます。
木材を切り出したら、首・腰・腕・足を差し込む箇所に2.5mmの穴を開けます。
これだけでは厚みが足りないので厚さ5mmのバルサ材を胴と腰のコアの大きさに合わせて切り出します。
木工用ボンドでコアの前後に貼り付けて、ボンドが乾いたらヤスリで削って形を整えます。
糸ヒューズと厚さ1mmの鉛板を切って首手足の骨組みを用意します。首と腕は差し込んだ後に長さを調節するので少し長めに切っておきます。糸ヒューズは折れにくいようにするために、水で薄めた木工用ボンドを塗った紙テープを巻いて補強します。
足の鉛板は中心に直径2.1mmの穴を開けて脚の糸ヒューズを差し込み、ハンダ付けします。
手に使う厚さ0.5mmの鉛板を切ります。
胴と腰のコアにエポキシ系接着剤で糸ヒューズを接着します。脚の長さが同じになる様に気をつけます。接着剤が乾いたら腕の長さが同じになる様に切って揃え、手の鉛板をハンダ付けします。首は接着しないで差し込むだけにします。