レンズについて

コマ撮り作品を作るために初めて一眼レフカメラに触れる人も多いと思います。一眼レフカメラはカメラ本体とレンズが別になっていますが、初めての人はどのレンズを選べばいいかわからない。という人のためにレンズの基本的なことを紹介したいと思います。


焦点距離

レンズには〇〇mmという表記がよくありますが、これはレンズから撮像素子までの距離で焦点距離と言います。

この焦点距離が50mmのレンズが人間の目が見る映像と一番近いと言われていて一般的に「標準レンズ」と呼ばれています。
そして、この焦点距離によって写真に写る範囲が決まります。焦点距離が短いと広い範囲が写真に写り、焦点距離が長いと狭い範囲が写真に写り、それぞれを「広角レンズ」と「望遠レンズ」と呼びます。
そして、一眼レフカメラの基本で書いた「被写界深度」とも関係があり、広角レンズは被写界深度が深く(ピントが合う範囲が広い)、望遠レンズは被写界深度が浅い(ピントが合う範囲が狭い)です。

コマ撮りに使うレンズ

そして、コマ撮りをする場合にどのレンズを購入すればいいのか?という話ですが、使用する率としては広角レンズを使うことが多いです。なので、レンズのことがよくわからないけど、とりあえずコマ撮り作品を作るのに必要なレンズを購入したい。という人は標準ズームレンズの24-70mmぐらいのものにしておけばハズレは無いと思います。下の数字が24以下でなおかつ上の数字が70以上のものを選ぶようにしましょう。
使っていくうちにレンズに詳しくなって、もっと違う画が撮りたい。と感じるようになったら他のレンズを試してみるといいと思います。


人形アニメーションの作り方に戻る