トップ人形アニメの作り方 空中固定(突き出し)


空中固定(突き出し)
人形が走ったり空を飛んだりジャンプする動作をするときに、人形を棒で支えて空中で固定する方法です。 人形を糸で吊る方法に比べて人形を固定しやすく、揺れることもないので撮影時の負担は少ないですが、 撮影後に棒を消す作業が発生します。ブルーバック合成など、デジタル技術の発達により棒の消し込み処理が 容易になったので、頻繁に使われるようになりました。

使用例
突き出しの棒と人形はネジを使って固定します。そのため突き出しを使う場合は、カメラのアングルはどうなるのか。人形のどこで固定して、どのような動きにするのか。 ということを人形を作る前に決めておく必要があります。写真では人形の腰の部分に棒を固定するためのネジを切ってあります。
棒を固定する仕掛けを、見た目が似ていることから現場では「戦車」と読んでいます。特に決まった形はありませんが、 基本的に、人形を上下に自由に移動できる仕組みや人形の重さに耐えられるように鉛などの重りを乗せる機能を備えています。 右図は自分が製作したもので、人形を上下に移動するクレーン機能や、撮影に合わせて棒を取り替えることが出来るアタッチメント機能、 人形の自重に合わせて鉛の数を変えて戦車の自重を変えられる機能などがあります。
ORIGAMI ANIMATIONで実際に戦車を撮影で使用している様子を見ることが出来ます。