トップ人形アニメの作り方 コマ撮り環境(本番撮影)


コマ撮り環境(本番撮影)
最近ではコマ撮りに一眼デジタルカメラを使うことが一般的になってきました。ここでは、どんなデジカメがいいのか。 また、どうやって使うのか。を紹介したいと思います。
コマ撮り撮影のときに大事なことは撮影中にカメラが動かないことです。意図的にカメラを動かすことも「あり」ですが、 カメラを動かしたくないときにガクガク動いてしまっては、きれいな映像が撮れません。 そのためにはカメラを三脚にしっかり固定することと、撮影中にカメラを触らないことが大事なポイントになります。

カメラに触らないでシャッターを押す仕組み
撮影中はカメラに触ることが出来ません。しかしシャッターを押さないと撮影できません。そこで、カメラに触らないで シャッターを押す仕組みが必要になりますが、2つ方法があるので紹介します。

1.レリーズを使う
レリーズとは有線のコントローラーのようなものです。レリーズをカメラに接続してケーブルの先にあるリモコンで カメラを操作します。ワイヤーを使ったアナログなタイプや電気信号を使ったデジタルなタイプもあります。

2.パソコンから操作する
下図のようにカメラとパソコンをUSBや1394ケーブルなどで接続し、パソコンにインストールしたカメラの遠隔操作 ソフトでシャッターを押します。遠隔操作ソフトはカメラのメーカーから発売されています。

つまり、コマ撮りに使うカメラはレリーズもしくは遠隔操作ソフトを使ってカメラに触らずにシャッターを押すことが出来る 機種を選んだほうがいい。ということです。
コマ撮りに使うカメラを選ぶときに、もう一つ考えておきたいポイントがあります。

2.撮影の途中でも撮影した画像を見れる仕組み
コマ撮りの場合、撮影中に照明が切れてしまったり、機材の故障、人形が壊れてしまうなどのトラブルで撮影が中断することが たまにあります。このトラブルがシャッターを押したときに起きた場合、きちんと撮れているのかどうか確認しないといけません。 また、撮影を再開しようとしたときに「あれ?何コマ目まで撮影したっけ?」なんてこともあります。
そういうときに撮影した画像を見て確認する必要がありますが、撮影中はカメラに触ることが出来ません。そこで、便利なものが、 前述したカメラのメーカーから出ているソフトウェアです。普通はカメラの中にあるメモリーカードなどに画像を保存しますが、 ソフトウェアを使えば撮影した画像データをパソコンの中に直接保存することができます。パソコンに画像データを保存しておけば、 パソコンのモニターで撮影した画像を確認することが可能です。
勘違いしてはいけないのが、カメラの中にある画像データをパソコンに転送できる機能ではなく、シャッターを押したときに画像を パソコンの中に直接保存する機能が必要。ということです。

最後にまとめると、コマ撮りに適しているカメラは
1.カメラに触らずにシャッターが押せる
2.シャッターを押したときに撮影した画像を直接パソコンに保存することができる
ということになります。

レンズについて
最後にレンズについてすこし説明したいと思います。
一眼デジカメを初めて買うときに悩むのがレンズですが、人間の見た目に一番近いのが50mm前後のレンズと言われています。 一般に50から25mmぐらいを標準レンズと言いますが、この標準レンズの範囲をカバーできるレンズが一本あれば、コマ撮りでは 十分だと思います。