トップ人形アニメの作り方 骨組み 概要


骨組み 概要
コマ撮りに使う人形の骨組みには大きく分けて、針金状のワイヤーを使った「ワイヤーアーマチュア」と、 金属製のボールジョイントなどを使用した「球体関節(ボール&ソケットアーマチュア)」と呼ばれるものに分けられます。
それぞれに長所・短所があるので、どちらが優れているというものではありません。一番大事なのは 『人形のデザインありき』です。どんな人形を作りたいのか。どういう動きにしたいのか。をまず最初に 考えてから、それに最適な骨組みとは何かを決めたほうがいいと思います。
一つの人形にワイヤーアーマチュアと球体関節が混在しても構いません。それぞれの特徴を生かして、 自分が求める人形を作りましょう。

長所と短所
ワイヤーアーマチュアと球体関節(ボールジョイントアーマチュア)の長所と短所を簡単に整理したいと思います。

  ワイヤーアーマチュア 球体関節(ボールジョイントアーマチュア)
長所 球体関節と比べると制作が容易。ペンチ一本で作れる。
動きの自由度が高い。どの箇所でも、どの方向にでも動かすことが出来る。
壊れにくい。丈夫。
関節の固さを微妙に調節することが出来る。
短所 何度も動かしていると金属疲労により折れる。
「もどり」があるので、動かす際に注意が必要。
使うワイヤーの太さで関節の固さが決まる。(基本的に人形の完成後に関節の固さは変えられない)
制作が難しい。ある程度の工具と技術力が必要。
動かせる箇所と方向が決まっている。動かす際には関節の向きに注意が必要。
ワイヤーアーマチュアに比べるとかなり重い。(人形は重いほうが動かすのが難しい)

詳しくは、それぞれのページで紹介しますが、簡単にまとめると、こんな感じだと思います。
自分の印象としては、ワイヤーアーマチュアと球体関節は、自転車と自動車のようなイメージがあります。 小回りが利くワイヤーアーマチュアと安定感のある球体関節。
どちらを動かすにも別の技術が必要で両方知っていないと不便。 両方に共通するものは、実際に自分で動かして指先で覚えていく。ということでしょうか。